2010年06月28日

映画(かちんこ)「勝利への脱出」(1980 米USA)サッカー



いよいよサッカーW杯も決勝トーナメント。
パラグアイ戦だ!
\(^o^)/

ってことで、明日は映画どころではないだろうから、サッカーW杯決勝トーナメント必勝祈願で過去記事再UP!

実はサッカー映画はこれしか書いてない。
(^_^;)





【以下は2007年11月3日初出の記事を加筆修正したものです】





メラメラいきます80年代(^o^)/


こんな映画を斜に構えて観ていたらちっとも面白くない。

ってことで、熱血スイッチ、オン!
どりゃ〜!
o(`ω´*)o


それはこの映画d(`へ´)


「勝利への脱出 Escape to Victory」(1980 米)

ポスターの兄貴も気合入りまくり。
VictoryのVなんだろうけど。
(^_^;)

監督:ジョン・ヒューストン
音楽:ビル・コンティ
出演:シルヴェスター・スタローン マイケル・ケイン ペレ マックス・フォン・シドー

脱走ものとスポーツを力技で融合、サッカーのスリルと脱走のサスペンスが偶然にも奇跡的にマッチした映画。
(o ̄▽ ̄o)


「どんな話?」

第二次大戦中、ナチス・ドイツの捕虜収容所。連合軍の捕虜たちのサッカーを見た情報将校は、捕虜たちとナチス・チームとの試合を思いつき、もとイングランド代表だった捕虜のリーダーに申し出る。各地の収容所からの選手選抜を条件に試合を承諾したリーダーは、脱走に利用する計画を立案する。そして占領下のパリで試合が始まった。


うお〜、今でこそFIFAランキングも上位だけど、当時サッカーのことなんかほとんど知らないアメリカがよくこんな企画を思いついたものだ。ちょっと間違えば融合失敗、どちらもスゴく中途半端なダメ映画になるところだぞ。
d(`ε´)

なにも分からないから、サッカーシーンは出演している名選手たちに任せたんだろうな。もしそうなら、大正解。妙に口出しなくて良かったぞ、君たち!
違ってたらすみません
m(_ _)m



シドーさんってばこの前ブロフェルド(ネバーセイ・ネバーアゲイン)だったのに、今度はナチスの情報将校。しかもサッカー・バカ。
うはは(≧∇≦)

宣伝に利用するなんてただの口実で、ホントはサッカーの試合を見たいだけじゃないの?


計画の詳細を知るために、スタローン兄貴が一度脱走して舞い戻ってくるが独房に入れられてしまう。早く計画を知りたい捕虜たちは焦るところも見せ場だ。



さてちょっとネタバレだけど、これくらいイイでしょう。


本来の脱走計画は、ハーフ・タイム中に控え室からトンネルを通ってスタジアムの外に逃げるというものだ。
d(`ε´)

しかし、前半押されっぱなしでいいところが無かった連合軍チーム。1対4。
「逃げるのはイイけど、なんだかな〜」って雰囲気。観客も応援してくれてるし。

兄貴だけは一人苦労していたし、サッカーへの思い入れも他の捕虜ほどじゃないからいそいそと脱出しようとする。でもキーパーがいないと試合ができない。

そこでルイス(ペレ)が言うのよ

「今やめると、一生心に傷を負う」

か〜っ、さすが神様。


それで火がついた捕虜たちは計画を無視して後半に出場する。もちろん兄貴も。
逃げたいと思ってても言い出せない雰囲気だったから、中にはイヤイヤ出場した捕虜も…

全然そんなことはなく、全員闘志満々、勇気凛々、元気溌剌、
ファイト一発〜っ!
ヽ(`□´)ノ


客席に紛れ込んでいた連合軍の大佐は、てっきり脱走したものと思っていたからビックリ。

それからは怒涛の試合運び。こちらは拳を握りまくりですよ。


1点、また1点と返す連合軍に観客は大興奮。見ているこちらも興奮状態。

たりゃ〜!おーーっ、入った、同点ぇ〜ん!
え゛っ〜、ノーゴールゥッ!?
入ってる、入ってるーっ!
審判どこ見てんねん!オマエの眼はふし穴か〜!
八百長か〜!?
ヽ(#`Д´)ノ

はい、八百長ですスイス人の審判は買収されてます。
(>_<)b


ここで、負傷退場していたペレが再登場。たのむぞ神様ーっ!
捕虜たちも懸命にボールを運ぶ。

そしてゴール前、右からのセンタリングに合わせたペレが、なんと
オーバーヘッド・キーック!

ゴーーーーーーール!
ゴール、ゴール
ゴーーーーーーーーーーーーール!!!

同点、同点、同点〜!
う゛おぉ〜〜!
o(`ω´*)o


(はぁっ、はぁっ、はぁっ…)

これには、観客席のシドーさんも思わず立ち上がって拍手、拍手。
やっぱりサッカー・バカ。隣にナチスの幹部がいるのに。
ぷふふふ(>ε<)


おっと、ここまで。
あとは自分の眼で観て欲しい。
(^-^)b

その後の「ラ・マルセイエーズ」の大合唱も鳥肌ものだ。



肝心の脱走はどうするねん!?

と思う間もなく始まるなし崩し的なラストも、大雑把な兄貴にピッタリだし、綿密な計画より実際に成功しそうで良かったと思う。
観客全員皆殺しにする訳にはいかないもの。



ふう〜、疲れた。
熱血スイッチ、オフ。


はて、そんなに名作か?
(^_^;)

ちょっと不安なところはあるけれど、のめり込める人にはものすごく楽しめる映画だと思う。

エンド・ロールが「キャスト」じゃなく「プレイヤー」てのも泣かせる。


ヘボ・キーパーだとかロッキーそのままだとか兄貴への批判も多いけど、未見の方はぜひ。
d(`へ´)



オススメできる○:熱血スイッチを持ってる人、男性
オススメしない×:熱血スイッチがない人、あら捜しが好きな人



余談

1942年に行われた、ドイツ空軍とソ連・キエフのチームとの試合が元になっているらしいです。実際にもドイツが負けたためソ連の選手は収容所に送られ、処刑された選手もいるそうです。
(>_<)b



余談2

邦画の戦争ものに捕虜を扱った映画があまりないのは、欧米と比べてホントにひどい扱いをしたからじゃないのかと勘ぐっている今日この頃。
日本兵も捕まる前に死を選ぶように洗脳されてたんだろうから、日本ではここまで能天気な映画は作れないだろうな。
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2010年06月27日

次はVシネの番 か?

昨日、雨宿りをかねてネット・カフェに入った訳です。


ま、読みたい漫画もなく格別キーボードを叩く気にもなれないときは、以前からネカフェ専門の配信会社で

「ターミネーターズ」



「G.I.フォース」

といった、普段の私なら観ない借りない目にしないような、いかにもな映画で時間をつぶしたりするところです。


たまたまそこは、大手(?)の「シネマチャンネル」だけではなく「ピクション」という配信会社もあったのですが、洋画邦画は似たり寄ったりで大差がない。


なのですが、「ピクション」はトップページからなぜかVシネマが多い。
しかもエッチ系を上のほうに並べてある。


となると、ついつい目にしてしまうのがタイトルですね。

「AVのタイトル師になりたい。あれこそ男子一生の仕事じゃ!」

と公言する方がいらっしゃるくらい、なにやら奥の深い世界のようですから興味があります。


(●は自主規制)


「たそがれ助兵衛」


「忍者ハ●撮りくん」


「スケパン刑事 諸見栄サキ」


「濡れる大走査線 虹色大橋で●入せよ」


それに


「こきせん」


マンクミって…
(-ω-;)



Vシネのタイトルも頑張ってることを生まれて初めて知りました。


世の中にはまだまだ知らないことが多いんだなぁ。
日々勉強だなぁ。



さ、

「インリン・ジョーンズ」

でも観るか。
(o ̄▽ ̄o)

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2010年06月24日

CD/DVD「コンゴ」(1995 米USA)ジュエリーさるモヤイ像



上海万博はどんな感じなんやろ?
(´ε`)

盛り上がってるのか知らん。日本ではテーマソングの盗作騒ぎが一番の盛り上がりやったかも。
( ̄∀ ̄)

その岡本真夜さんは1995年デビューか…


1995年は、阪神大震災や地下鉄サリン事件があったりテレサ・テンさんが亡くなったり「男はつらいよ」が終わったりWindows95が発売されたりよど号事件犯人グループのリーダーが平壌で死去したりエヴァのTV放映が始まっただけでなく、名作「アポロ13」や「ロスト・チルドレン」を筆頭に「12モンキーズ」「ゴッド・アーミー」「ジャッジ・ドレッド」「マウス・オブ・マッドネス」「モータル・コンバット」「スピーシーズ 種の起源」「アウトブレイク」「ガメラ 大怪獣空中決戦」「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」等ファンタ系が目白押し。

そうそう「キャスパー」と「ウォーター・ワールド」も。
(^_^)

そんな中、「ジュラシックパーク」(1993)で一躍有名になった故マイケル・クライトンさん原作にも関わらず、地味で無名な映画が公開された。


それはこの映画(^-^)b


「コンゴ CONGO」(1995 米)

『「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトン原作!
いま、絶滅の危機に瀕しているのは人類だ!』

監督:フランク・マーシャル
原作:マイケル・クライトン
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:ディラン・ウォルシュ ローラ・リニー アーニー・ハドソン ティム・カリー ジョー・ドン・ベイカー


「どんな話?」

ダイヤモンド・レーザーで独占的な地位を狙うトラビコム社が派遣した調査隊が、アフリカ、コンゴ奥地で特殊なダイヤモンド鉱脈を発見し、直後に消息を絶った。急遽派遣された元CIAのヒロインは手話のできるゴリラを連れた霊長類学者のチームにもぐり込み、現場を目指す。しかしそこには…


秘境冒険SF

目的地目指して未開の秘境を進む定番の設定・展開に最新の科学技術をちりばめた、いかにもなクライトン節が炸裂した小説「失われた黄金都市」の映画化。

同じクライトン原作でも「ディスクロージャー」や「ライジング・サン」のような社会派ではないので娯楽映画にしやすいはずなのに、焦点がボケた感じで何を観てイイか分かりにくい。感情移入できる登場人物もいないので第三者的に眺めてしまいがちなのは致命的。
(>_<)

制作者が初めから「この程度で…」って考えているのが透けて見えて、おかげでイベントや小道具と技術、全体的に情報量の多いクライトン作品の上澄みを漫然と映画化すればこうなるって見本になってしまった感じだ。

それでも、全体的にジョボい映像や雰囲気がきにならなければ、熱血スイッチが入らなくてもイイのなら、そこそこ楽しめるかもしれないので興味のある人はどうぞ。



政情不安、カバ、ゴリラ兵、火山噴火。行く手を阻む難関が次から次へと登場。それを苦労しながら1つずつクリアして、ようやく目的地にたどりついた爽快さったら…

特に感じない。
(-ω-;)


ダイヤ、ゴリラ、古代都市。3つの目的を目指す多数の糸が絡み合って1つの物語を紡ぎだしていき、クライマックスでドーン…

と鉱脈や火山は爆発するけれど、お話は低調なまま。
(-_-;)


でもタイムリミットが設定されるからイヤでも盛り上がる!…
ハズなんだけどなぁ。
(-ω-;)


なので、観ているコチラもノリ切れない。


でもでも、品種改良された"道具を使う殺人ゴリラ"はどうだ!一行危うし!…

アニマトロニクスにしては動きが軽快だから多分良くできた着ぐるみ。
それは気にならないけど、扱い方がなんだかなぁ。
(-ω-;)


ともかく一番の見どころ&最重要キャラは、学者が連れているメスのゴリラ、エイミー。手話を使えるので手話−音声変換機さえあれば人間と簡単な会話ができるって素晴らしい設定。かなり微笑ましい。

それなのに行きの飛行機でちょろっと話すだけで、後は人間の影に隠れてほとんど出てこない。目的地で登場するゴリラ兵たちとのやりとりもイマイチ。
いくら着ぐるみ同士だからってもっと画面的に工夫したりお話の広げようがあったと思うなぁ。
(-ω-;)


そうそう、特撮がまた微妙。普通の特撮の合間合間に着ぐるみ&ちゃちいセットが出てきて、その落差に萎えてしまわないようにご用心。
(´ε`)b

てか、スケールの大きな話なのにそれを感じない。費用はともかく原作の要素をキチンと作り込めばもっともっと面白くなるハズなので、作り手の熱意で作品の良し悪しが決まるのが良く分かる好例。

コレが劇場公開されたんだから、当時「ジュラシック・パーク」がどれだけ威力を持っていたのか改めて思い知らされた。

そんな映画だった。


でも、未開の秘境を舞台にした映画なんて今では考えられないから、その手のファンなら観て損はない。
かも。



オススメできる○:川口浩探検隊のファン
オススメしない×:原作ファン続きを読む
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2010年06月21日

CD/DVD「レリック」(1997 米USA)ハーブハーブハーブ



2010年なのにレオーノフ号の記事がほとんどUPされないのも寂しい限りだけど、かく言う私も80年代にこだわってるくせにまだ書いてないのよね。
(^_^;)

もちろん「2010年」(1984)のこと。

「2001年」が起点の「2010年」だから仕方ないと思うけど、現実は全然追いついてない。映画のように冷戦が続いていたら宇宙開発競争ももっと加速してて今頃は♪木星についたよぉ〜、ついたーっ!ピテカントロプス目前だったかも知れないなぁ。
(o ̄▽ ̄o)


私は、
スゴいけど退屈で面白くなくて45分はカットできる「2001年」と同じくらい「2010年」も好きなんだけど、異常に評価の高い映画の続編をそつなくまとめたハイアムズ監督がスゴいのかも。


ピーター・ハイアムズ。1943年N.Y.生まれ。

傑作「カプリコン・1」(1977)だけでなく、「シカゴ・コネクション/夢見て走れ」(1986)とか「プレシディオの男たち」(1988)とか「タイムコップ」(1994)とか「サドン・デス」(1995)とか観るべき作品は多い。
自分で撮影した作品も多いし、「ハンター」(1980)の脚本とか「ドラキュリアン」(1987)の制作総指揮とか、とにかく多才。

他にも「エンド・オブ・デイズ」(1999)や「サウンド・オブ・サンダー」(2004)などトラブル作品を引き受けて兎にも角にも公開までこぎつけたり、かなりの手腕の持ち主なことは間違いなく、名監督だと言ってもイイんじゃなかろうか。

ただ、いわゆる「職人監督」=器用貧乏なところがあって、決して「巨匠」なんて呼ばれたりはしないだろうな。
(´ε`)


話は変わって、
企みがあっさり見破られてしまったのがものすごく悔しいけど、前記事「ミミック」と制作年が同じでタイトルも似てるし暗闇のモンスターものってことで内容も近いから、多分ごっちゃになってる人もいるんじゃないかと思う作品を続けて紹介。


それはこの映画(^-^)b


「レリック THE RELIC」(1997 米)

『それは、決して見てはならない人類の進化―』

監督・撮影:ピーター・ハイアムズ
制作:ゲイル・アン・ハード 他
クリーチャー効果:スタン・ウィンストン
出演:ペネロープ・アン・ミラー トム・サイズモア リンダ・ハント ジェームズ・ホイットモア


「どんな話?」

シカゴ歴史博物館に南米で消息を絶った研究者から石像と大量の木の葉が入った2個の木箱が届いた。その夜博物館の警備員が殺害されるが、シカゴ沖に漂着した南米からの貨物船の乗員6名と同じ殺害方法だったため、捜査にあたった警部は不審を抱く。一方生物学者のヒロインは木の葉についていたカビから未知の生命体を発見していたが時すでに遅し、博物館では資金集めのパーティーが開催されていた。そして…


SFモンスター・パニック。
閉じ込められた人々にモンスターが襲いかかるSFホラー映画だ。

少々モンスターの設定をひねり過ぎて説明におわれている感じがするけれど、襲われた人たちが逃げ惑う様子はなかなかのもので、特に暗い中いつ襲われるかという緊張感は見どころ。
(^_^)b

ただし早いうちに姿を現すモンスターの造形がイマイチでマニアには物足りないかも。
初めからB級モンスターものとして観ればかなり楽しめると思うので、興味のある人はどうぞ。



「ミミック」とアプローチは違うけど、同様に遺伝子由来のモンスター。昔なら放射能なんだろうけど。
( ̄∀ ̄)

前半はナゼ何サスペンス。SF的な部分で多少風呂敷を広げ過ぎていて大急ぎで畳む&畳み切れていないんだけど、退屈せずに楽しめる。ちょっと"すかし"が多い気もするけれど許容範囲。

後半はモンスター・ホラーの定番の展開で、ハイアムズ監督の演出もそれなりで安心してビクビクできるよ。パーティー会場から暗い通路へ。いつどこからどうやって襲われるかドキドキ。

肝心のモンスターは当時珍しいフルCGなので、記念碑的な映画と言えるかも。ハイアムズさんのカメラのおかげかどうか、やけに背景と合っていて意外にも臨場感満点に仕上がっていて、嬉しい驚き。

ただ、「エイリアン」を頂点とする閉じ込められ型モンスター・パニックの後発組としては、目新しい部分が無く今更感がぬぐえないのが欠点と言えるかな。

それでも、戦うヒロインも含めて全体的にはモンスター・ホラーとして十分満足できる映画だった。


海から水路をたどってミシガン湖へシカゴへ行けるのは知ってたけど、南米とシカゴはピンとこないなぁ。
(´ε`)



オススメできる○:パニックもの好き、モンスターもの好き
オススメしない×:説明にこだわる人



余談

え!?
ハイアムズさんってば、「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」(2009)の制作・撮影もしてるの!?
( ̄Д ̄;)


ま、お元気そうでなによりです。
(`▽´)
posted by mdu at 17:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

CD/DVD「ミミック」(1997 米USA)ミツバチ



身を守る時には強いものに、捕食のためエサを油断させる時には弱いものに、四六時中擬態しているインドネシア在住のミミック・オクトパス。一時期話題になってやたら取り上げられたものだから、人間には擬態をしてもバレてしまうと学習してしまい、人間慣れしていない個体を探さないとあの擬態を見られなくなっているそうだ。

(-ω-;)なんだかなぁ。



話は変わって、ミミックと言えば宝箱に化けていたヤツに痛い目に遭った人も多いと思うけど、今回ドラクエとは無関係。


それはこの映画(^-^)b


「ミミック Mimic」(1997 米)

『遺伝子が泣き叫ぶ』

監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ ジョン・セイルズ スティーブン・ソダーバーグ 他
原案:ギレルモ・デル・トロ 他
クリーチャー・デザイン:ロブ・ボッティン 他
タイトル・デザイン:カイル・クーパー
第二班監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ミラ・ソルヴィーノ ジェレミー・ノーサム アレクサンダー・グッドウィン ジャンカルロ・ジャンニーニ F・マーレイ・エイブラハム


「どんな話?」

N.Y.で子供に感染する致死性伝染病が発生する。未知の病原菌になすすべもないC.D.C.(米国疾病予防管理センター)は、病原菌を媒介するゴキブリを絶滅することを目論見、遺伝子操作で生み出された天敵「ユダの血統」を放つ。ゴキブリは退治されようやく伝染病は収まるが、3年後…


えと、
モンスター・パニック映画、かなぁ
ちょっと悩む。
(´ε`)

デル・トロ監督の作家性が強い前半はサスペンス・スリラー、娯楽性の高い後半はモンスター・パニックとはっきり分かれているので、どちらを好むかで評価が違う作品だ。

デル・トロ監督のファンならばガラっと変わる後半もありかなぁって感じだけど、B級モンスター映画を期待して観た人には、前半は長くて退屈で後半もハジけ具合が足りずに不評。
かくいう私も前半に入り込めば後半が、かと言って前半を早送りすれば後半を楽しめるかというと、それもちょっとって居心地の悪さを感じた。

クリーチャーの擬態具合はなかなか面白いのだから、見せ方を工夫すればなお良し。

雰囲気や映像はデル・トロ作品に間違いない、言わば格調高いモンスターものなので、未見の方はぜひ。
(`・ω・´)



いやでも緊張感の高まるクーパーさんのタイトルの後、病気でパニックになっているN.Y.に突入。そのままテンポ良くゴキブリ退治まで続くオープニングは秀逸。

静寂の中放たれる「ユダの血統」。

ゴキブリの天敵として人工的に生み出されたシロアリとカマキリのハイブリッド種で、分泌液が目的のゴキブリを死滅させてしまう。しかも繁殖能力を持たない上に自殺遺伝子まで組み込んで寿命は半年という優れもの。優れものだった。優れものかな?

ともかく、そいつがなぜか繁殖してしまって、さあ大変。

このあたりは自然に繁殖能力を身につける「ジュラシック・パーク」の恐竜と同じ。自然を甘く見ちゃいかんよ。
(`へ´)

目的のために代謝を早められているからたった3年で何百世代も過ぎていて、環境に適応した結果通常ではあり得ない臓器まで獲得して巨大化、ついには人間を捕食するって段取りだ。

とにもかくにもネーミングでしょ。誰が付けたか知らないけれど、「ユダの血統」なんて名前で無事に済む訳がない。
案の定裏切られて、しかも人間を捕食しやすいように擬態(mimic)化。
どんな擬態かはご自分の目で。


雨、光と影、ジャンニーニさんが代表するそこはかとないもの哀しさ。全編そんな雰囲気なのでそれに浸れればかなり楽しめる。

後半はあれよあれよとい言う間にまんま「エイリアン2 at 地下鉄」になって「オラァッ!かかってこいやぁっ!」になってしまうし、「ユダ」の解剖や臭腺ヌリヌリはやけに生々しいし、監督の前作「クロノス」(1992)のようにセリフまで哀愁に満ちている訳ではないけれど、独特の雰囲気に酔える人なら観て損はないよ。


もちろん虫が苦手な人はダメだけど。
(o ̄▽ ̄o)



オススメできる○:デル・トロ監督のファン、切り替えの早い人
オススメしない×:B級映画を知らないのに「B級映画」って言葉を使う人、虫嫌い



余談

本作はヒットしなかったのになぜか続編があって
「ミミック2 MimicII」(2001)はスタッフは違うものの一応お話は続いているし、完全にB級モンスターものと割り切った作品なのでそこそこ楽しめる、かも。
でも「ミミックIII Mimic3:Sentinel」(2003)はランス・ヘンリクセンさんが出てるけど、ホラー?サスペンス?なんじゃコレ?な番外編なので、別に観なくてもイイ、かな。
(^_^;)
posted by mdu at 13:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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