2010年12月31日

追悼 「リビング・デッド・ガール (ゾンビ・クイーン/魔界のえじき)」(1983 仏)

知る人ぞ知るフレンチ・ジャーロの雄、映画監督のジャン・ローランさんが15日、闘病の末72歳でお亡くなりになってたようです。

Fangoriaやbloody-disgustingで確認しました。

http://www.fangoria.com/index.php?option=com_content&view=article&id=2901:rip-jean-rollin&catid=1:latest-news&Itemid=167
(Fangoria)

http://www.bloody-disgusting.com/news/22728
(bloody-disgusting)



謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。




にしても、日本のマスコミでちっとも記事にならないのはナゼ!心あるブロガーさんの記事がなかったら見過ごした人が多いはず。
ヒドい仕打ちとしか言いようがありません。残念です。


お詫びの気持ちと追悼を兼ねて過去記事再UP。






【以下は2007年12月16日初出の記事を加筆修正したものです。】






l_d_g.jpg

しくしくいきます80年代(^_^)/

友よ、わざわざ古い映画まで持ってきてくれてありがとう。
m(_ _)m


それはこの映画(^_^)b


「リビング・デッド・ガール The Living Dead Girl」(1983 仏)

レンタルはビデオだけらしい。
タイトルは「ゾンビ・クイーン/魔界のえじき」。どうしてこんなタイトルにするかなぁ?
クイーンじゃないし。


監督・脚本:ジャン・ローラン
出演:マリナ・ピエロ フランソワーズ・フランシャール
ポルノとホラーの両刀で有名なローラン監督の最高傑作かも。


「どんな話?」

血筋が途絶えたかつての名家の地下墓所に、産業廃棄物を不法投棄している業者がいた。その時、地震で倒れたドラム缶から漏れ出したガスが原因で金髪女性の死体が蘇り、作業人を襲った。人間の血肉を求める化け物になっていた彼女は、屋敷の仲介をしている不動産業者も襲う。そのとき電話が…


ローラン監督といえば愛のスプラッター。
本策も非常にメロウなスプラッター・ホラー映画だ。

血はドバドバ出るけれど、さすがに肉の描写は時代を感じさせて控えめなものなのでそれほどグロくない。
少々安っぽい感じを受ける出演者がトホホなんだけど、割とまとまっていて普通に観られた。
裸は出るけど、残念ながらエロいシーンは少ないよ。
( ̄ー ̄)
古い映画に慣れた人なら観てもイイかも。



化け物となった金髪さんは、ふらふらと屋敷をさまよう内に子供のころの写真を見つけ、一緒に写っている少女が親友だったことを思い出す。
オルゴールも見つけて、その音楽を聴いてうずくまってしまう。

そのころその親友は急に思い立って、金髪女性の屋敷に電話する。

受話器をとるもののしゃべれない金髪さん。オルゴールを鳴らす。

「あなたなの!?」

慌てて屋敷に向かう親友。


屋敷に着いた親友が見たのは、不動産屋を襲った後の血まみれの金髪さん。
再開の喜びもつかの間、親友は彼女を守ろうと決心する。

愛です、愛。
(*´▽`*)b


ここからは親友の活躍。

血まみれの彼女を洗ってあげるし、死体を隠すし、お腹をすかせた彼女に血まで与える。
一度、ハトを出してみるけれど、彼女は食べない。やっぱり人間でないと…
金髪さんはどんどん人間らしくなってきて、徐々に罪の意識まで持つようになる。
人の血を吸ったり肉を食べたりしたくない、でもそうしないとまた死体に逆戻り。
なかなか残酷。
(~ヘ~;)


皮肉なことに終盤ではすっかり役目が逆転。

ラストはものすごく悲劇的だ。
かなり長くてしつこい描写がよけいに悲しみを誘うのかも知れない。


詮索好きなアメリカ人夫婦が出てきてうろちょろするんだけど、探偵役と言うよりもただのお笑い、刺身のつま、アイスクリームのウエハースみたいだ。
フランス人のアメリカ人に対する印象そのままのような気がしてちょっと面白かった。
(* ̄m ̄)


過去や理由、そしてその後がものすごく説明不足なので、いちいち説明を求める人には不向きだけど、監督はラストシーンだけ撮りたかったんだろう。
でも状況や雰囲気は独特のものがあるので、観ても損はないと思う。
(^_^)b


DVDを買う必要はないけどね。


友も、私がゾンビや吸血鬼になったら助けてくれるのかな?
無理だろうな〜。


ん?
それより、なんやかんや言って、またビアン。

以前からちょこちょこ紹介しているゲイ映画はほとんど友からの…

ひょとして…
( ̄□ ̄;)



オススメできる○:レズもののホラーを見たい人
オススメしない×:古い映画が苦手な人
posted by mdu at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画-よもやま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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