2011年12月08日

再「トラ・トラ・トラ!」(1970 米、日)

さすがに70周年なので、今年は各種メディアで露出度が高い気がする。


毎年のことですがこの日はやっぱりこの映画。
ってことで過去記事再UP。





(以下は2007年12月8日の記事の再掲です。)






本日は12月8日

稲垣吾郎さん、和久井映見さん、藤村俊二さん、杉浦直樹さん

お誕生日おめでとうございます。
m(_ _)m

そして
・ジョン・レノンの命日(1980)
・力道山がキャバレーで刺される(1963)
・釈迦が悟りを開く(紀元前428)
日でもある。

でもやはり忘れてはならないのが、真珠湾攻撃。3年9ヶ月にも及んだ太平洋戦争開戦の日だ。

爆笑コメディの「パール・ハーバー」(2001、マイケル・ベイ監督)は置いといて、

本日はこの映画(^-^)b


「トラ・トラ・トラ! TORA!TORA!TORA!」(1970 米、日)

『今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!
太陽は昇った-昭和十六年十二月八日-- その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマに ふさわしく大空をそめた-- 』

監督:リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欣二
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:マーティン・バルサム 山村聡 ジェイソン・ロバーズ ジョセフ・コットン 三橋達也 他、アメリカ164名、日本155名。

かなり史実に忠実な戦争映画の傑作。
公開当時は日本で大ヒット、アメリカで大コケしたが、後年再評価された。
黒澤明監督の途中降板でも有名。(ノンクレジット)


「どんな話?」

1939年、日本では対立するアメリカへの対応が問題となっており、1941年には戦争を討議するまでになっていた。戦争の可否、攻撃地点についての情報にはアメリカも神経を尖らせていた。とうとう日本はハワイ真珠湾攻撃を決定し、帝国海軍機動部隊はあらゆる準備を整えてその時を待った。そして運命の12月8日…

米アカデミー賞
特殊視覚効果賞 受賞
ヽ(´▽`)ノ


「トラ・トラ・トラ」は真珠湾攻撃成功を知らせる暗号のこと。

荒唐無稽で派手なアクション、物理法則を無視した乗り物の動きは一切登場しない。ありえないヒーローや妙なロマンスもない。

でも観る者に感銘を与える映画だと思う。
ほぼ公平に(と私は思う)敵味方、日米双方の視点から描かれていて、個人ではどうしようもない歴史の流れも感じることができる。

日米開戦のメカニズムに興味がある人に強くオススメ。
(`へ´)b


「リメンバー・パール・ハーバー」に代表される感情に囚われず、日米双方の視点でかなり冷静に出来事を映像化。
情報戦におけるアメリカ側の対応のまずさを一つずつ積み重ねて描いており、結果的に「奇襲」となった状況が良く分かる。
どちらかと言うと日本寄りの視点かも。
(´ε`)

これはアメリカではウケないでしょう。よくこんな映画が公開されたものだ。
でもそれは、アメリカの懐が深いことの証明だと思う。
ビバ・アメリカ!
\(^o^)/

結果が分かっているのだから、しょうもない小細工をせずに正攻法で演出したのが成功しているのだろう。
アメリカ側の提督、司令官のうろたえぶり、血気盛んな日本軍兵士、内心はともかく泰然自若とした山本五十六長官。
開戦までは比較的淡々とした展開だ。
日本軍の情報がアメリカに伝わる様子が興味深い。

しかし着実に迫る開戦に向けて物語のテンションは徐々に上がっていき、最高潮に達したところで攻撃が開始される。

その後は迫力満点。ところどころミニチュアもあるけれど、ほとんどが実物
BGMのない攻撃シーンがかえって臨場感を感じて面白い。

苦労して再現した日本海軍機の編隊飛行シーンは、文句のつけようがないくらい。
朝焼けの発艦シーン、編隊飛行シーンはCGではない本物の迫力、存在感にあふれていてホントに素晴らしい。
兵器なので言ってはならないのだろうが、美しい。

また、登場する兵器にはかなり凝っている。

赤城は米空母を代用。
長門とネヴァダは実物大のオープンセット。
主役の零戦、九十九式艦攻、九十七式艦爆等の航空機は米軍の練習機を改造、2種類の機体をつなぎ合わせることまでしたらしい。
(後々、戦争映画や航空ショーにも使用されて、今でも現役の機体もあるらしい。( ´ー`))

実際の飛行はアメリカのスタント・パイロットが行っているが、改造機で空中戦や低空飛行をしているのはスゴイんじゃない?
飛行場の爆撃シーンで、同じ機体の爆発炎上を使い回したりもしているが、戦闘場面はホントに素晴らしい。
\(^o^)/
赤城の艦橋が左右逆とか細かいことはどうでもいいくらい素晴らしいと思う。

あ、「赤城」と言うのは開戦当時の日本帝国海軍の主力空母で、真珠湾攻撃作戦の旗艦のこと。

あ、まさか「空母」が分からない人はいないよね?

とにかく、太平洋戦争の映画では数少ない名画なので、未見の方はぜひ!
(`へ´)b

ヨーロッパ戦争だと傑作が多いのになぁ。
(´ε`)



オススメできる○:「パール・ハーバー」でがっかりした人
オススメしない×:「パール・ハーバー」で感動した人


余談1
「パール・ハーバー」だからホントは「真珠港」。
「パール・ベイ」は存在しません。
誤訳が広まったらしいです。

余談2
「ゼロ戦」って何?って聞かれた…
とにかく、日中戦争・太平洋戦争のことを知らなさ過ぎる人が多くなったような気がします。
オーストラリアには、日本軍の空襲で亡くなった人がいることも知らないのかな?
ひょっとしたら、アメリカと戦争した事を知らない人もいるの?
「男たちの大和」があったから、それはないか。

余談3
開戦前に日本の小型特殊潜航艇(甲標的)と米駆逐艦が接触したことまで出てきてホントにビックリ。

余談4
私は決して軍事オタクではありません。
小説や映画を楽しめる程度です。
ってか、これくらい知らないと面白さ半減。

posted by mdu at 16:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画-よもやま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

以前auブログのほうで
やりとりさせて
いただいてた者です。

お久しぶりです。

それと
お誕生日おめでとう
ございます。



Posted by 淫孤愚ニート at 2011年12月08日 19:15
〉淫孤愚ニートさん

ありがとうございます。
(^o^)/

お久しぶりです。
ご無沙汰して申し訳ありません。
m(_ _)m

諸事情で自分のブログもままならなくて、お伺いもできませんでした。
( >_<)
Posted by at 2011年12月13日 22:01
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