2013年07月24日

「オリエント急行殺人事件 Murder On The Orient Express」(1974 英)

orient_express.jpg

「はい、110番です!」
「あ、あ、あの、女性の死体らしきものを運んでるんですけどっ!」
「…あー、ひょっとして南船場?」
「そうそう!早よ見に来て、早よ!」
「いや、それねぇ、時々通報があるんですけど、死体やないんです。」
「えっ?でも人間に見えるで」
「それがねぇ、本物の人間やのうて人形です。」
「人形!?」
「それも、大きな声で言うのちょっと恥ずかしいんですけど、ラブドール」
「犬?」
「いやいやラブラドルやのうて、らぶどおる。ダッチ●イフの事ですわ。」


なんて愉快な会話がかわされるのは「オリエント工業殺人事件」
ポカッ (._+ )☆\(-.-メ)

(興味のある人は検索&ショウルームへどうぞ)



その昔、初めて読んだクリスティが「そして誰もいなくなった」と「オリエント急行殺人事件」。まぁ、定番かな。

久々に観ました。

それはこの映画(^-^)b




「オリエント急行殺人事件 Murder On The Orient Express」(1974 英)

『この中に犯人がいる?』

監督:シドニー・ルメット
原作:アガサ・クリスティ
出演:アルバート・フィニー マーティン・バルサム リチャード・ウィドマーク イングリッド・バーグマン ジャクリーン・ビセット ローレン・バコール ヴァネッサ・レッドグレーヴ

米アカデミー助演女優賞 受賞
(イングリッド・バーグマン)
ヽ(´▽`)ノ

「どんな話?」
大富豪の一人娘の誘拐殺人事件があった5年後、インタンブール発カレー行のオリエント急行にはさまざまな人々が乗車し真冬でも満員だった。雪のため途中停車した車内で発生した殺人事件。しかしそこには古い友人のつてでなんとか乗り込んでいた名探偵ポアロがいた。




名作推理小説を文字通りのオールスターキャストで映像化したミステリー。
今はなき国際寝台列車オリエント急行を満喫しながら、スターたちの共演を楽しめる映画だ。

原作に忠実なつくりは好感を持てるものなんだけど、逆に言えば小説のように読み返すことはできないから原作未読の人だと謎解きを追うのが精いっぱいで映像・演技を楽しめない。既読の人は、当然脳内映像化にはかなわないので多くの原作ものの宿命「原作は超えられない」の範囲内で、何か映画独特の工夫を感じないのが残念だ。

でも、ポアロ以外の演技や演出が割と控えめなのが功を奏してオールスターキャストがなんとかまとまっているし、古き良き「推理小説」を楽しめるので興味のある人はぜひ。
(^-^)b




とにかく原作同様、探偵、容疑者、犯人のメインキャストだけでも10人以上なので、アンソニー・パーキンス ショーン・コネリー ジョン・ギールグッドと盛りだくさん。
映画スターたちのわがままに振り回されるプロデューサー、監督が目に浮かぶ。
(^m^)

ま、この年代は同じようなオールスターキャストが多かったからお互いに慣れていて和気あいあいだったかも。


卵型の頭の中に灰色の脳細胞を持ち、はねあがった口髭のキザな小男、エルキュール・ポアロは何度か映画に登場している。映画だとピーター・ユスティノフさんをイメージする人が多いかも知れないけれど、原作のイメージ通りなのは本作のアルバート・フィニーさんだ。ま、やり過ぎの感があるしイメージ通り過ぎて笑えるくらいだけど。


豪華列車にまけない豪華出演者たちがおりなす人間ドラマと陰惨な事件。
ソ連の女スパイをつれた英国のスパイが殺されかけるのはおいといて、TVの企画で日本で客車を走らせたこともおいといて、全体的にはワルツや乾杯が醸し出す楽しく明るい雰囲気の娯楽作品なので気軽にどうぞ。
(^-^)b



おすすめできる○:「推理小説」ファン、鉄ちゃん・鉄子
おすすめしない×:登場人物を覚えきれない人



普通に時間が過ぎてたらもうとっくに元の年齢を超えているハズの不思議なおとな子供が、何度も何度もなんどもナンドモ大人を失神させて変声機使ってみんなを言いくるめるお話が好きな人も、ぜひ。

「真実はいつもひとつ」
とは限らないのよ、ぼ う や。おネイさんが教えてあげようか?
( ̄ー ̄)



お詫び

ずいぶんものすごくとんでもなく超久々の更新なので、思うように頭がまわらず指が動かず眼が見えず、まとまりのない記事になったのはご容赦。
m(_ _)m
posted by mdu at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画-感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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