2013年07月24日

80'S「逆噴射家族 The Crazy Family」(1984 ATG)

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がんがんいきます80年代\(^o^)/



「いいねぇ〜」

一部では話題になっていたドラマ「家族ゲーム」。
でも、やっぱり翔クンは能天気なガンちゃん(ヤッターマン1号)の方が似合うなぁ。
(-ω-;)


普通ならここで
「家族ゲーム」(1983 ATG)
を紹介する手もあるけれど、今回のドラマはとうてい原作や映画の再映像化とは言えないし、ひょっとして元ネタはアレじゃないかと。
(´ε`)


それはこの映画(^-^)b




80'S「逆噴射家族 The Crazy Family」(1984 ATG)


監督:石井聰亙
制作:長谷川和彦 他
プロデューサー:高橋伴明
原案、脚本:小林よしのり
出演:小林克也 賠償美津子 有薗芳記 工藤夕貴 植木等


「どんな話」

ようやく手に入れたマイホームで楽しい生活を始めた小林一家。しかし、そこへ長男の家を追い出された祖父がやって来た。少しずつ狂い始めた歯車に平和は長続きせず、とうとう…



バイオレンスでシュールなスラップスティック・コメディ

って何のことか分からないから、要するに家族全員ぶちキレる不条理なドタバタ喜劇だ。

訳のわからないゴーマンをかます前の才能あふれる小林よしのりさんの原案を、石井監督が勢いだけで映像化。当時の流行語をそのままタイトルにしてしまう安直さが象徴するように、全体が雑で大雑把。丁寧さなんて微塵も感じない。
(^_^;)


でも、言いたいことはよくわかるし、シュールなラストは全く甘いところもなく違った意味でかなり爽快なので観て損はないよ。

石井監督のクセの強さが苦手でなければどうぞ。
(^-^)b




「ベストヒットユーエスエイ!」とは言わない小林克也さんが小心なサラリーマンを好演。美人で明るい奥さんと、浪人の長男、かわいい長女の4人家族が念願のマイホームに引っ越して来るところから映画は始まる。

理想の家族を目指して克也さんは頑張る。奥さんの変な癖や長男の受験ノイローゼやアイドルになりたい長女の下手な歌はともかく、克也さんは頑張る。
その頑張っているところにおじいちゃんが転がり込んでくるところから、少しずつ思いが生活が狂っていくって段取りだ。

おじいちゃんは明るいけれど難儀。天然だからほんとに難儀な人を植木さんがみごとに演じていて、さすが「日本一の」「男」。
( ̄ー ̄)


うわべだけの家族を解体すると、入れ物である家を壊す必要があるのは必然。
突如始まる家族間戦争、お茶の間戦争にはすごくワクワクするんだけど、なぜかその辺りから描写が大人しくなりせっかくの盛り上がりがトーンダウンしてしまう。
ものすごく残念。
せっかくの武器、得物は全くと言っていいほど活かさないし、ここはやっぱりイクだけイってヤルだけヤって欲しかったなぁ。
(´ε`)

そうすればラストでもっと爽快感、開放感を感じられたと思う。



で、ドラマの「家族ゲーム」。
大甘の展開に脱力した人や、どうでもいいラストの「いいねぇ〜」に苦笑しかできなかった人も多かったんじゃないかなぁ。

見せかけの人間関係が異物によって崩壊、そして再構成。

そんなテーマなら本作の方が良くできてると思うので、鑑賞してみてもイイんじゃないかと思った。



おすすめできる○:家族不信の人
おすすめしない×:1から10まで説明して欲しい人



余談

タイトルの「逆噴射」はもちろん、あの「ホテルニュージャパン火災」の翌日に起こった
「日航350便羽田沖墜落事故」(1982年)
からのもの。福岡発羽田行の日航機が機長の統合失調症による操縦ミスが原因で羽田空港滑走路手前に墜落。流行語にもなった「逆噴射」からの連想だ。


日航ではジャンボ機墜落事故の「123便」とこの「350便」は今でも欠番らしい。


あ、
アシアナ航空機の事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
m(_ _)m

posted by mdu at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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