2010年12月08日

12/8=「トラ!トラ!トラ!」(1970 米、日)



年々話題にならなくなってしまうからなんだけど、何だかサルベージしている気分になるのがイイことなのか悪いことなのか…

とにかく年に1度くらいは思い出してもバチはあたらない、ってことで過去記事再UP。





【以下は2007年12月8日初出の記事を加筆修正したものです。】





本日は12月8日


稲垣吾郎さん、和久井映見さん、藤村俊二さん、杉浦直樹さん
アナソフィア・ロブさん、リック・ベイカーさん、

お誕生日おめでとうございます。
m(_ _)m


そして
・ジョン・レノンの命日(1980)
・力道山がキャバレーで刺された(1963)
・釈迦が悟りを開く(紀元前428)
日でもある。


でもやはり忘れてはならないのが、{{keyword:真珠湾攻撃}}。「ニイタカヤマノボレ、ヒトフタマルハチ」。
3年9ヶ月にも及んだ太平洋戦争}}開戦の日だ。


今年も、爆笑コメディの「パール・ハーバー」(2001、マイケル・ベイ監督)は置いといて、ヤマトと言えば宇宙戦艦、ゼロと言えばコスモゼロの人に観て欲しい。


それはこの映画(^-^)b


「トラ・トラ・トラ! TORA!TORA!TORA!」(1970 米、日)

『今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!
太陽は昇った-昭和十六年十二月八日-- その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマに ふさわしく大空をそめた-- 』

監督:{{keyword:リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欣二
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:マーティン・バルサム 山村聡 ジェイソン・ロバーズ ジョセフ・コットン 三橋達也 他、アメリカ164名、日本155名。


かなり史実に忠実な戦争映画の傑作。
公開当時は日本で大ヒット、アメリカで大コケしたが、後年再評価された。
黒澤明監督の途中降板でも有名。(ノンクレジット)


「どんな話?」

1939年、日本では対立するアメリカへの対応が問題となっており、1941年には戦争を討議するまでになっていた。戦争の可否、攻撃地点についての情報にはアメリカも神経を尖らせていた。とうとう日本はハワイ真珠湾攻撃を決定し、帝国海軍機動部隊はあらゆる準備を整えてその時を待った。そして運命の12月8日…


米アカデミー賞
特殊視覚効果賞 受賞
ヽ(´▽`)ノ

「トラ・トラ・トラ」は真珠湾攻撃成功を知らせる暗号のこと。

荒唐無稽で派手なアクション、物理法則を無視した乗り物の動きは一切登場しない。ありえないヒーローや妙なロマンスもない。
でも観る者に感銘を与える映画だと思う。

ほぼ公平に(と私は思う)敵味方、日米双方の視点から描かれていて、個人ではどうしようもない歴史の流れも感じることができる。

日米開戦のメカニズムに興味がある人に強くオススメ。
(`へ´)b



「リメンバー・パール・ハーバー」に代表される感情に囚われず、日米双方の視点でかなり冷静に出来事を映像化。

情報戦におけるアメリカ側の対応のまずさを一つずつ積み重ねて描いており、結果的に「奇襲」となった状況が良く分かる。
どちらかと言うと日本寄りの視点かも。
(´ε`)

これはアメリカではウケないでしょう。よくこんな映画が公開されたものだ。
でもそれは、アメリカの懐が深いことの証明だと思う。
ビバ・アメリカ!
\(^o^)/


結果が分かっているのだから、しょうもない小細工をせずに正攻法で演出したのが成功しているのだろう。

アメリカ側の提督、司令官のうろたえぶり、血気盛んな日本軍兵士、内心はともかく泰然自若とした山本五十六長官。
開戦までは比較的淡々とした展開だ。



日本軍の情報がアメリカに伝わる様子が興味深い。

しかし着実に迫る開戦に向けて物語のテンションは徐々に上がっていき、最高潮に達したところで攻撃が開始される。
その後は迫力満点。ところどころミニチュアもあるけれど、ほとんどが実物
BGMのない攻撃シーンがかえって臨場感を感じて面白い。



苦労して再現した日本海軍機の編隊飛行シーンは、文句のつけようがないくらい。

朝焼けの発艦シーン、編隊飛行シーンはCGではない本物の迫力、存在感にあふれていてホントに素晴らしい。兵器なので言ってはならないのだろうが、美しい。


また、登場する兵器にはかなり凝っている。

赤城は米空母を代用。
長門とネヴァダは実物大のオープンセット。
主役の零戦、九十九式艦攻、九十七式艦爆等の航空機は米軍の練習機を改造、2種類の機体をつなぎ合わせることまでしたらしい。
(後々、戦争映画や航空ショーにも使用されて、今でも現役の機体もあるらしい。( ´ー`))

実際の飛行はアメリカのスタント・パイロットが行っているが、改造機で空中戦や低空飛行をしているのはスゴイんじゃない?
飛行場の爆撃シーンで、同じ機体の爆発炎上を使い回したりもしているが、戦闘場面はホントに素晴らしい。
\(^o^)/

赤城の艦橋が左右逆とか細かいことはどうでもいいくらい素晴らしいと思う。

あ、
「赤城」と言うのは開戦当時の日本帝国海軍の主力空母で、真珠湾攻撃作戦の旗艦のこと。

あ、
まさか「空母」が分からない人はいないよね?



とにかく、太平洋戦争の映画では数少ない名画なので、未見の方はぜひ!
(`へ´)b

ヨーロッパ戦争だと傑作が多いのになぁ。
(´ε`)



オススメできる○:「パール・ハーバー」でがっかりした人
オススメしない×:「パール・ハーバー」で感動した人



余談1

「パール・ハーバー」だからホントは「真珠港」。
「パール・ベイ」は存在しません。
誤訳が広まったらしいです。



余談2

「ゼロ戦」って何?って聞かれた…
とにかく、日中戦争・太平洋戦争のことを知らなさ過ぎる人が多くなったような気がします。
ひょっとしたら、アメリカやオーストラリアと戦争した事を知らない人もいるのかな?ラーマン監督の「オーストラリア」(2008)で初めて、オーストラリアには日本軍の空襲で亡くなった人がいることを知った人も多いみたいだし。



余談3

開戦前に日本の小型特殊潜航艇(甲標的)と米駆逐艦が接触したことまで出てきてホントにビックリ。



余談4

私は決して軍事オタクではありません。
小説や映画を楽しめる程度です。
ってか、これくらい知らないといろんな事が面白さ半減。
posted by mdu at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月06日

映画(かちんこ)「デッドクリフ」(2009 仏フランス国旗



う〜ん、コレが公開されるとは予想外。

他にも観たいものはたくさんあるのになぁ。
(´ε`)





【以下は2010年3月11日初出の記事を加筆修正したものです】





岩山や岸壁にすでに張られているロープや梯子を利用して、確保用のロープを掛け替えながら登攀していくのをフェラータと呼ぶらしい。
フランスではビアフェラータ、イタリアはビアフェラーテ、ドイツだとクレッテシュテイグ。


ロープがいらない分軽装で、ショックアブソーバー付きのセルフビレイロープやハーネス、ヘルメット、手袋程度の必要最低装備があれば楽しめる登山のことで、残念ながら日本では本格的な場所はないらしい。

標高4.53mの天保山に登ってばんざ〜い\(^o^)/の私には到底無理な話。


目もくらむような高所を進む恐怖と謎の殺人鬼に襲われる恐怖。それを合体したホラーがあると聞いて観てみました。

それはこの映画(^-^)b


「デッドクリフ Vertige(原題)」(2008 仏)

『この山、何かおかしい…』

2011年1月8日公開予定
「めまい Vertigo(原題)」(1958)と1字違いなのは関係があるのかな?

監督:アベル・フェリー
出演:ファニー・バレット ジョアン・リベロー ラファエル・ラングレ


「どんな話」

男女5人の若者が、山また山の大自然の中にフェラータを楽しみにやってきた。4人はスリルを楽しむが、1人だけ混じる初心者はそれどころではない。リーダー格のカップルの活躍でなんとか事故から逃れたものの、彼らを襲ったのはそれだけではなかった。果たして…


山岳(?)ホラー。
岩山を楽しむ若者たちが謎の殺人鬼に襲われるお話だ。

高所が苦手な人なら見るだけでドキドキするような登攀シーンが続出する導入部は、お決まりの展開と言え本物のロケーションがかなりの迫力。
(^_^)

ところが、切替部分まではなかなか新鮮でワクワクできるものの、殺人鬼登場以後はごく普通ホントに普通全く普通の森林殺人鬼ものになってしまうから残念至極。登山番長で猿並みの殺人鬼を期待していたら全く違ったのでものすごくガッカリしてしまった。

ホラーファンにはちょっと厳しいかもしれないけれど殺人鬼部分は普通の出来具合だし、岩山の景色が好きな人や登山に興味のある人は観て損はないので、お楽しみに。
(^o^)/



山岩山岩山←こんなところにやって来た1台の車。2組のカップルと男性1人の5人組の若者が並んで「ハイ・チーズ」。
(^_^)v

1人がロープを肩にかけただけの軽装で、てくてくやってきたのは切通し。こんな所でどうするんだろうと思ったら、そこがフェラータの出発点。「禁止」の案内を無視してリーダー格の男がどんどん岩壁を登っていく。

その彼女もひょいひょい登っていってしまうし、一人者の男性ともう1組のカップルの女性の方はそれなりについていく。ところがその彼氏が、見るからに初心者絶対初心者、てか、高い所が怖いんだったらついて来るなって感じだから先行き心配。彼女について来ただけなのか、見栄を張ったのか、無理してる感がありあり。
(-.-)=з

もっとも、どうやら一人者の男性は初心者くんの彼女に気があるみたいだから、それが心配なのかも知れない。ともかく序盤は大方の予想通り皆に迷惑かけまくりの初心者くんを中心にお話が展開する。


リーダーカップルはフェラータ満喫、うっひゃほい。でもいざって時は頼りになるからドキドキハラハラも観ていて楽しい。

ところがところが、岩山岩山岩←の前半と比べて、木森木森木←の殺人鬼部分が普通過ぎ。あまりにも普通過ぎて、全く別の映画のよう。せっかくの岩山を全然使わない。使わなさ過ぎてビックリだ。



結局、前後半のブツ切れ具合があんまりで、出だしは山岳そのもだけど中盤以後はただの森林ホラーとなってしまう映画だった。
(´ε`)


ただし、岩山岩壁高所のロケーションはCGに違和感も少なくダイナミックな景色を堪能できるので、お好きな方は観て損はないよ。
(^_^)b



オススメできる○:フェラータに興味がある人
オススメしない×:新しいホラーを観たい人

posted by mdu at 21:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

追悼 80'S「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(1983 米)



レスリー・ニールセンさん(享年84歳)の訃報を聞いてしんみりしていたら、アーヴィン・カーシュナー監督も先月27日、米L.A.の自宅でお亡くなりになってました。

享年87歳。


映画監督としては60年代後半から70年代がメインだけど、やっぱり「S.W.帝国の逆襲」(1980)があまりにも有名。


ご冥福をお祈りいたします。





追悼の意を込めて。





【以下は2007年11月1日初出の記事を加筆修正したものです。】





ねばねばいきます80年代(^o^)/


映画が好きになったきっかけの一つが007シリーズ。
今でもショーン・コネリーさんの大ファンだ。


と言うことでこの映画(^_^)b


「ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again」(1983 米)

「007サンダーボール作戦」のリメイク。007ファンも賛否両論の作品。
ブロスナン・ボンドよりも早いアメリカ製のボンド。

監督:アーヴィン・カーシュナー
原作:イアン・フレミング
音楽:ミシェル・ルグラン
主題歌:ラニ・ホール
出演:ショーン・コネリー キム・ベイシンガー クラウス・マリア・ブランダウアー バーバラ・カレラ マックス・フォン・シドー


「どんな話?」

秘密結社「スペクター」はNATOの巡航ミサイルに核弾頭を搭載させた上で強奪に成功する。007は偶然得た手がかりをもとにバハマに急行、実行犯と関係があると目される富豪に接触するが、彼を抹殺しようとワナが待ち構えていた。


映画化権の関係で本家とは別に制作されたため、
・タイトルに007がつかない
・オープニングの「ガンバレル・シークエンス」がない
・「007のテーマ」はまったく流れない
のは有名。
(´ε`)

そのため番外編扱いをする人が多いが、知らずに観れば他の007シリーズとまったく違和感がないつくりになっている。
同年の本家は「オクトパシー」。興行的には本家の方が成功しているが、シリーズ中1、2を争うくらい影の薄い作品だと思うので、その影響もあったのでは?公開をずらせばもっとヒットしたかも。
(`▽´)

なにも考えずに007の活躍を応援すれば最後まで楽しめるが、それ以上でもそれ以下でもない映画だ。


カーシュナー監督と言えば「S.W.帝国の逆襲」(1980)が有名。「ロボ・コップ2」もあるけれど…


さて私の好きな「007」、しかも久々の「ショーン・コネリー」「スペクター」なのでもちろん無条件降伏。
ヽ(´▽`)ノ

とっくに原作から離れて一人歩きしていた本家に対して、「サンダーボール作戦」自体がかなり原作に沿って作られていたためか、現代風にアレンジされてはいるけれど本作も原作からそんなに離れていない。

コネリー・ボンドと合わせて、原点回帰って感じですごく嬉しい。
ヽ(´▽`)ノ


ラルゴ役のブランダウアーさんは好演。最期はあっけないが、頭脳派のいやらしい悪党が似合ってる。

派手な部分は、キレた演技のバックさん:ファティマに存在感があってイイ。


本作ではボンド・カーは出ないけど、YAMAHA製のボンド・バイクが登場。ルノー5ターボ相手に活躍している。ただ、今のバイク・アクションはジャック・ナイフ・ターンなんか当たり前なので、少々物足りない。

ギミックもバンパーとジェット(?)噴射だけなのでさびしい。


そのかわり潜水艦発射弾道ミサイルで飛び出してくるのは大笑い。全体的にアメリカ海軍が活躍し過ぎと感じるのは気のせいかな?

「Q」も登場するけど、秘密兵器自体はバイクとロケット弾を発射する万年筆とレーザー光線が出る腕時計くらいなのですごく控えめだ。


全くの新設定は「M」かな?

エドワード・フォックスさん演じる新「M」は007より年下。登場していきなり「私は前任者ほど君をかってはいない。」と言い放つ。これはアリかなと思った。

助手が女性、フェリックス・ライターがアフリカ系なのは意識した配役なんだろうな。


もちろん、映画初出演のベイシンガーさんは美しい。スタイル抜群!
「ボンド・ガールは大成しない」ってジンクスからすれば最悪のデビューだが、「ナイン・ハーフ」でスターになって良かった。
(^▽^)



と言うように、本家のシリーズよりかなり個性的なキャストなのが特徴だけど個性がぶつかり合わずに収まっているのはなかなか好感が持てる。

音楽もルグランさんのスコアがバッチリ決まってるし、ホールさんが歌う同名の主題歌はかなり好きだ。


(°o°)あ…

やっぱり書きすぎた…
ホントはお子様ランチ的スパイ映画って言われてもしかたないレベルだよな〜。
/(x_x)\

反省m(_ _)m



オススメできる○:(古くからの)007のファン
オススメしない×:(新しい)007のファン



余談

ミスター・ビーン:ローワン・アトキンソンさんが出てるのはビックリ!
まったく気付いていなかった。
(o ̄▽ ̄o)
posted by mdu at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月29日

CD/DVD「悪魔の手毬唄」(1977 東宝)悪魔野球ボールサッカーフットボール



「本当に実写化したんだなぁ」
(-_-;)

たいていの人がそう思い、

「そんなもん誰が見るかい!」
( ̄^ ̄)

と言いながら、なんとなく気になる「ヤマト」がいよいよ公開。

ま、どんな駄作でも
「ヤマト発進!」
には、熱血スイッチが入ってしまうことは確実。
(^_^;)



そんなヤマトの劇場版第1作目「劇場版宇宙戦艦ヤマト」が公開されたのは33年前の1977年。

実は映画界では記念すべき年で、アメリカで「S.W.」と「未知との遭遇」が公開され、世界中のSFファンが大盛り上がりに盛り上がったのがこの年だ。
SFファンじゃなくても「サタデー・ナイト・フィーバー」のおかげでディスコが大繁盛。


邦画もすごくて、ヤマトの他に「八甲田山」「幸せの黄色いハンカチ」「人間の証明」。

「恐竜・怪鳥の伝説」「HOUSE」「極底探険船ポーラーボーラ」はマニアにまかせて、「ゴルゴ13 九竜の首」「瞳の中の訪問者」はもっとディープなマニアにまかせて、忘れてならないのが横溝さん原作もの。

なんと劇場映画が3作も公開
「八つ墓村」「獄門島」

そして、幼い私には死にざまが怖くて結構トラウマ気味だったのに、今では金田一ものでは一番好きな映画。
鮮やかな色彩が逆におどろおどろしく、情感たっぷりな湿っぽさが怖さと余韻を残すミステリー映画の傑作も公開された。

それはこの映画(^_^)b


「悪魔の手毬唄」(1977 東宝)

監督:市川崑
制作:田中収、市川崑
原作:横溝正史
出演:石坂浩二 岸恵子 若山富三郎 仁科明子 北公次 草笛光子 辰巳柳太郎 加藤武

「犬神家の一族」(1976)に続く角川−東宝の金田一シリーズ第2弾。同年の「八つ墓村」は松竹。


「どんな話?」

知り合いの警部に招かれた金田一がやってきたのは、現代社会から切り離され古い因習が色濃く残る岡山兵庫県境の鬼首村。温泉宿に投宿した彼は、警部から古い殺人事件の調査を依頼される。数日後、歌手になった村出身の娘が凱旋帰省した夜、殺人事件が発生した。それは、連続殺人の始まりだった。果たして…



謎は弱いし大したトリックも出てこないので、純粋な推理ものとしては物足りないかもしれない。手毬唄をなぞった連続殺人ってだけで、池から逆さまに足が出てたり仮面をかぶったりはしないからインパクトに欠ける。犯人は捜さずとも分かるし。
(-_-;)
死にざまは、子供にはトラウマものだけど。


でも、絡み合った人間関係を役者さんたちが気負わずに上手く演じているし(北公次さんだけ微妙)、数少ないユーモラスな部分も効いていて、格好のロケーションや色彩、音と相まって、とにかくジンジンする画面が続く。

なにより、シリーズで最も金田一の存在感が薄く感じられるくらい若山さん演じる磯川警部が素晴らしい。

情感あふれるラストも絶妙で、推理劇のエンターテイメント性をもった人間ドラマとも言える出来栄え。
最後まで楽しめること請け合い。



「おらおら、オレにまかせんかい!…犯人はオマエだっ!」
(`Δ´)

「うひゃ〜、なんでバレるかなぁ」
(/o\)

「犯人しか知らないことを知っとるからだっ!」
( ̄^ ̄)

(一同)「恐れ入りました〜」
m(_ _)m

「これにて一件落着!うはははははは…」
(≧∇≦)

といった良くある(?)推理もののファンならともかく、そうでない方はぜひ!
(^_^)b


とにかく私は大好きだ。

さあ、皆さんご一緒に!
「ようしっ、わかったぁ!」



オススメできる○:役者さんが普通に演技している映画を観たい人
オススメしない×:正義は勝つ!悪は滅びてしまえ!の人



余談

「日本の映画」として世界でも売れる通用する内容だと思うのは私だけ?



おまけ

歌詞を載せておきます。

うたはうたでもうた違い。
♪〜 きーんだいっち こーすけのぼうけん ぼうけん 〜♪
って歌は思い出さないように。しばらく頭から離れなくなります。
( ̄▽ ̄)

その歌じゃなくて唄、手毬唄。


1、うちの裏の前栽に雀が三羽とまって
一羽の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様 狩好き酒好き女好き
わけても好きなが女でござる
女だれが良い升屋の娘
升屋器量よし蟒蛇娘
升で量って漏斗で飲んで
日なが一日酒びたり酒びたり
それでも足りぬと返された

2、うちの裏の前栽に雀が三羽とまって
二番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様 狩好き酒好き女好き
わけても好きなが女でござる
女だれが良い秤屋の娘
秤屋器量よし爪長娘
大判小判を秤に掛けて
日なし勘定に夜も更けて夜も更けて
寝る間も無いとて返された

3、うちの裏の前栽に雀が三羽とまって
三番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様
狩好き酒好き女好き
わけても好きなが女でござる
女だれが良い錠前屋の娘
錠前屋器量よし小町でござる
小町娘の錠前が狂うた
錠前狂えば鍵合わぬ鍵合わぬ
鍵が合わぬと返された
posted by mdu at 01:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

CD/DVD「レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ」(2009 英イギリス国旗)



さぁって、
ひとまず中締めの挨拶はしてしまいましたので、お開きまでぼちぼちまいりましょう。
(^o^)/


ってことで、リリースが決定したみたいなのでとりあえずご紹介。

それはこの映画(^_^)b


「レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ Lesbian Vampire Killers」(2009 英)

日本劇場未公開、2011年1月7日リリース予定

監督:フィル・クレイドン
出演:マシュー・ホーン ジェイムズ・コーデン マイアナ・バーリング


『どんな話?』

冴えないダメ男2人組がハイキングにやって来たのは、女性が18歳になると吸血鬼になってしまう呪われた村だった。途中で知り合った北欧美女たちと共に次々と襲われる彼ら。しかも男の1人は吸血鬼の女王を甦らせることのできる血統だった。果たして…


ソフトエロティックホラーコメディ。
英国お得意のダメ男が主人公のラブコメ、しかもタイトルそのまんまビアンの女吸血鬼とヴァンパイアキラーのお話。

ブラックさや下ネタはほどほどでグロいシーンはちょっとだけ、タイトルから想像されるよりはよっぽど微エロなので中学生以上のお子さんとなら気まずい思いをせずに一緒に楽しめる。かも。
( ̄▽ ̄)

女優さんのレベルもまあまあなので、どギツさを求めなければ観て損はないよ。

バカ映画初心者にピッタリ。マニアには物足りないかもしれないけれど。



ビアン!
吸血鬼!!
キラー!!!

三拍子揃ってちゃぁ観ない訳にはいかないでしょ。
えっ?そうでもない?
(^_^;)

全然?
(・・;)



同じ女性にフラれること9回…って初めから相手にされていないんじゃないの?と突っ込みたくなるジミーと、仕事をクビになったばかりの太めの友人フレッチ。絵に描いたようなダメ男2人組がパブで思い立ったのがハイキング。

行き先は、適当に投げたダーツが刺さった地図。見たことも聞いたこともない田舎の村。
さっそくやってきた2人。その行動力をナゼ他に生かせないかなぁ?
(>_<)

定番過ぎるワーゲンのマイクロバスに乗った北欧美女たちに出会うのは置いといて、彼女たちの行き先を聞こうと入ったパブは、むさ苦しいオッサン連中がたむろしていてやけに雰囲気悪し。それでもメゲない2人は彼女たちがタダで泊まれるコテージに向かったことを聞き出し、ただちに後を追う。

一方北欧美女たちはと言うと、すっかり暗くなった森の中で車がエンスト。
怪しい雰囲気が漂う中、ふと窓の外を見るとなんと顔が!!
「キャーッ!」
もちろんジミーたち。

そんなベタなネタを混ぜながら、北欧=開放的な彼女たちは彼らとともにコテージにイン。

で、吸血鬼に各個撃破されていく。


吸血鬼を退治するシーンは、斧で脳天から真っ二つ、なんてのもあって血みどろ…じゃなくてなぜか白い液体。吸血鬼たちの体液が白いので、あたりは真っ赤じゃなくて真っ白だ。


ストーリーはほとんどヒネリはないけれど、あえて定番でありきたりな描写をデフォルメすることで笑いをさそう手法は微笑ましいし、70年代風のVFXも合ってる。
B級だからホラーだから低予算だからって手抜きを感じないのは好感度大。
(^_^)b


そうそう、なぜビアンなの?。

私のブログにビアン関係が多いのは誰かさんのせいだけど、この村の若い女性が18歳になるとビアンの吸血鬼になってしまうのは、その昔ここの勇者に退治された女吸血鬼の呪いだ。
その吸血鬼の女王カーミラは勇者の子孫が一人になり、処女と交わった時に復活するって結構気の長い呪いもかかっているらしい。


で、ダメ男と北欧美女が吸血女王とどう関係するの?

はい皆さんの予想通り勇者の末裔がジミーで、北欧女性たちの中にたまたま1人いた処女と一緒に拉致られて儀式、めでたくカーミラ復活って顛末。


向こうが吸血女王ならこっちには必殺の武器がある!その昔、勇者がカーミラを退治した時の剣が大事に祀られていて、それを手に入れて勇気百倍!
たとえ握りの部分がおち●●んの形をしていても!
( ̄▽ ̄;)


ヴァンパイアキラー役には、可愛い1人娘を吸血鬼化から守ろうとする神父さん登場。

ダメコンビはいかに?
蘇ったカーミラは!?


限りなくおバカ映画に近いバカ映画ですけど、興味のある人はどうぞ。



オススメできる:ベタなギャグや軽い下ネタが平気な人。
オススメしない:怖い・グロい映画を観たい人。

posted by mdu at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする